”LEDが高温になるイメージも無いし、考えたこともなかった”
これが一般的な反応です。
高温による現場での火傷や火災リスク、光っているLED素子には高温になると輝度が低下して暗くなる性質があります。
更に80℃以上の高温が続くと、コンデンサーなどの電子部品やチップの故障が起こります。
他社カタログで目にするモジュール寿命とは光る部分のLED素子の寿命で、機器自体の寿命ではありません。LED素子は長寿命でも電子部品やチップの故障が原因で照明機器としては短寿命というのが現状なのです。
性能に於ける問題も多岐に渡るため、世界のLED業界では熱の問題がLED照明技術の最大の課題であり致命的な欠点とされてきました。そして、日本に限らず世界中の照明機器メーカーが、このLED照明の熱問題を解決しようと長年にわたり注力してきました。
水銀灯の代替としてLED化が進みましたが、水銀灯クラスとなると最小容量でも60W以上です。100W、200W、300W…と大型容量のLED投光器は市場にありますが、消費電力の約7割が熱になるのですから、容量が大きくなるに連れ熱の問題は深刻化しています。
お客様からの情報では、
連続点灯に「推奨」という「制限時間」が設けられ、消灯して機器本体が冷めるのを待つ
という対策が用いられているとのことです。
メーカーや機種によっても異なるようですが、80Wなら5時間、100Wなら3時間、200Wなら2時間という具合に、機種に応じた連続点灯の推奨時間が設定され、
”この推奨時間を超える連続点灯が発覚した際には「保証適用外」”
と書き込まれている契約もあると聞き及んでいます。
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